【レビュー】桃鉄廃人がビリオンロードを10時間遊んでみた感想と強モンスター

ビリオンロード ゲーム

ビリオンロード、ついに発売されましたね。

ゲームシステム、キャラクターデザイン、テキストなど、明らかに桃鉄スタッフが関わっているのがバレバレ。「桃鉄」の権利だけ失った製作スタッフの謀反として、界隈をざわつかせている作品かと思います。

あなたも、ビリオンロードと桃鉄がどう違うのか、気になるところではないでしょうか?

ビリオンロードの画面

ところで私は、大学の先輩後輩と「毎月」地獄の桃鉄大会に参加しています。特に自分は皆勤賞。半強制、半自主的に、少なくとも4年近くは桃鉄を定期継続しています。

 

そこで、私自身桃鉄を継続している1ファンとして、今回はビリオンロードを簡単にレビューしていきたいと思います。

桃鉄上級者のレビュー…とはとても言えませんが、購入を迷っている人、評判が気になっている人の参考になれば嬉しいです。

前提

このレビューを書く前提です。

発売直後のレビューにて、粗さはあると思いますが、ご了承ください。

ビリオンロードダウンロード版を発売日、日付変更直後にプレイ。
コンピューター相手に「勝ち抜き戦」を10時間ほどプレイ
対人戦はまだプレイしていない
ファミ通やYouTuberなど他人の感想はまだ読んでいない

雑感(主にゲームシステム面)

まずは遊んでみた感想・雑感からです。

主にゲームシステムについてになります。

桃鉄より派手さはない。イベントもカードもアイテムも少し控えめ。
キングボンビー系のような前線から退場になる要素はない
けどボンビー系(トリツキ種)のパンチが結構痛い
増資がある!けど破壊的な火力はない
マップが広い→空路海路が重要
移動系のリソース管理が超重要→周遊系が特定モンスター以外出てこない
桃鉄にはなかった駅がたくさん登場

ザッと流れを掴んでみた感じだと、桃鉄よりも派手さがありません。桃鉄がスマブラなら、ビリオンロードはちょっぴり硬派な格ゲーといった印象でしょうか。

イベントもカードも、控えめなものが多いんですよね。最低限用意しておきました…みたいな。

「周遊系がない」「妨害系アイテムが少ない」「隣芝や刀狩りや地方へ、持ち金ゼロなど、一発逆転の悪魔的カードがない」などなど。

1発逆転・1発アウトがないので、移動アイテムリソースなど積み重ねが重要だと感じました。逆に言えば、もし大きな遅れを取ってしまえば、なかなか逆転は難しいかもしれません。

 

いきなりネガティブな話でアレなので、ポジティブな話をします。

空路海路、モンスター制など、新たな要素は間違いなく面白いです。ビリオンの駆け引きの中心となるでしょう。

あとは待ち望まれた「増資」システムも○。いい意味で最近やっていた桃鉄の立ち回りを見つめ直さなければなりません。

桃鉄よりは地味。だけど、考えられてはいて面白い

…以上がまず遊んでみた雑感です。

桃鉄よりも優れていると感じた点

桃鉄よりも優れていると感じた点です。前の項目と重複している部分がいくつかあります。

まだ荒削りな部分は多いかと思いますが、考えられているな、と思います。

勝ち抜き戦の難易度が悪くない
モンスターシステムが新しい
リソース管理が肝
増資があるので行動の択が広い
エグいカードが少ない
マップが工夫されている

ビリオンロードを買って、まず1人用モードの「勝ち抜き戦」を遊んだわけですが、この「勝ち抜き戦」の難易度がほどよく感じました

このモードは、CPU含めて3人で進行。5年単位でビリが退場し、新キャラがビリの資産を引き継いだ上で、圧倒的な現金と強アイテム、強モンスターを率いて入場してくるモード。

まだ4人目を落としたくらいなので、最終的にどうなるかわからない部分ではありますが、強くてニューゲームしてきた敵を「積み重ねてきた収益」と「プレイング」で追い抜いていくのは快感でしたね。

あとは、モンスターシステム。マップ上にゲリラで湧くので、常に盤面をざっくり把握しなきゃならないのは疲れますが、キーモンスターをいかに確保し、取られないのが重要になってきます。

しかも能力を使うとモンスターは疲れて、機能しなくなるので、今度は回復を挟む必要が出てきます。

このモンスターシステムがおもしろい。桃鉄でいうと、新しいカードポケット(しかも管理重要)が追加された感覚。絶対人間とやったら面白い部分ですよね。

当然ですがマップも駅も広さもガラッと変わっていますし、とにかく新鮮さは味わえるはずです。優れた点は遊べば誰だって分かると思います。問題は課題点ですよね。

明確に課題と思われる点

これは残念…という点です。

オンラインモードがない
イベントが少ない・単調
テンテキ種(みんなで討伐するモンスター)の調整が甘い

オンラインモードがないのは、ユーザーとしても製品としても致命的

一億人が指摘しているかと思いますが、オンラインモードがないのは致命的だと思います。

時代に逆行しています。このせいで、仲間は全員ビリオンを買っているのに、発売直後に別々で1人プレイを楽しむ…という事態に陥りました。

ユーザーにとって残念なのは、明白として、オンラインモードがないのはバンナムにとっても致命的な仕様だと考えています。

というのも、簡単。私が桃鉄の製作権利を持っているとしたら、オンラインモードを付けてスイッチで発売します。それだけでビリオンロードに勝ててしまうので。

桃鉄をプレイしている層の人たちは、実はそう若くない人も多いと考えています。仕事があり、家庭があり…、そんな人が一同に集まるタイミングなんてそうそう捻出できません。

そういった「場所」「距離」という課題を解決してくれるのが、オンラインモードなわけです。オンラインモードがないということは、忙しいみなさんのことを考えられていない=ターゲット外なのかな〜と思ってしまうところです。

テンテキ種の調整はもうちょっと頑張ってほしかった

あと少し気になったのは、テンテキ種の調整の甘さです。

演出も派手ですし、もうちょい工夫してほしかったところです。

キングボンビーほどの強さなんてありませんし、過去の作品でいうとドジラとか台風?集中豪雨?くらいの被害額なんですよね。

しかも、テンテキ種は一人じゃ倒せません。相当運が良くない限り、他プレイヤーの強力が必要です。

さらに、報酬もそんなにおいしくない。競っていれば別ですが、試合の結果が大きく変わるようなお金はもらえません。

おまけに、ヨルムンガードというモンスターでリスクケアできます。こいつの能力で被害をなかったコトにできるんですよね。(ヘルマゲドンは無理)

となるとヨルムンガードを守っていればOKですよね。他に攻撃用モンスターを詰め込む必要もありませんし、モンスターの枠もこいつ1体割くだけでいいわけで。他に進行形や、妨害系モンスターを連れて勝ち筋を伸ばしたほうが良さそうです。

テンテキ種の被害は、いうほど大きくない
他ユーザーの強力なしでは倒せない
参戦しても報酬がしょっぱい
ヨルムンガードでほとんどリスクケアできてしまう
基本的にはヨルムンガードを守ればOK

UIやデザイン面で感じた課題

UI面での課題点です。

直接ゲームには関係ありませんが、次回作やアプデで改善されたら嬉しいです。もっと遊びます。

マップがごちゃごちゃして情報が多く、見づらい
モンスター登場のタイミングがプレイヤーの番ごとにあり、テンポが悪い
音量が大きい(スプラから切り替えると爆音になる)
キャラクターの表情が変わらない(ゲームには影響ないが90年代のゲームを彷彿)

ちょっと遊んでみて感じた強キャラ3選

強キャラというか強モンスターを紹介します。

序盤で普通に湧くキャラの中からピックアップしました。不確定リスクを低減し、不確定リスクを与え、勝ち筋を伸ばせるモンスターです。

かなり迷いましたが、あなたの年末の勝利を導くモンスターは以下の3体です。

ヨルムンガード

ヨルムンガード

テンテキ種から目を逸らせます

ヘルマゲドンのダメージは防げませんが、他のプレイヤーにもダメージは入るので差は生まれません。他プレイヤーがガンガンにリソースを割いてヘルマゲドンを討伐してくれたなら、それはそれでノーダメージなのでOKです。

他ユーザーが攻撃モンスターを詰めている枠の分、自分はさらに勝ち筋を伸ばせるモンスターを詰めましょう。

ピッタンコーン

ピッタンコーン

ゴール付近でスペシャルカードになる有能

ただし能力は1回しか使うと疲れるので注意です。こいつを連れてゴールしまくると、回復マスを踏む必要が生まれますが、他のモンスターをガンガン使える機会にもつながる他、リスクケアにもつながるので、それはそれでありかと。

とにかくゴール踏まないと勝てないので、こいつは優先度あげて連れたいです。

マグピッタン

マグピッタン

相手への不確定要素です。

ガチで使われたくないです。そういった意味で相手よりも確保したい。

マグピッタンを取られたら近寄らない、近寄られないようマーク。モンスターを取られても最悪ワンチャン取り返せるよう、自分で持っておく…というアレです。

…書きながらだったらシールドンでリスクケアしたほうがいいかな〜と思えてきました

まとめ│ワイワイエンジョイ桃鉄がしたかった人にはおすすめ

ビリオンロード発売直後のレビューをお送りしてきました。賛否分かれるとは思いますが、いかがだったでしょうか?

個人的には桃鉄のほうが好みです。なぜなら過激で派手だから

「桃鉄をやるんならできることすべてを尽くして、とことんまで相手を落としたい…!限りなく自分の勝利を確信できるまで…!」そう考えている人にとっては退屈な部分も多いかもしれません。

ビリオンではそれができないです。苦しくも。できるかもしれないが、なかなか難しい。キングボンビーのような1発退場的なリスクが存在せず、テンテキ種もヨルムンガードでケアできてしまうからです。

 

…が、派手さが抑えられた桃鉄を良しとすることができますよね?

良くも悪くも、ビリオンロードは「すごろく」に近いです。金策はほとんど目的地ゴールによるものだから。

さらにビリオンロードには、奪う、落とす、利用する…そういった険悪になりそうな要素は少ないので、ワイワイやりたい!…という人はビリオンロードの方が向いていると言えるんじゃないでしょうか?

 

ただ…まだ対人戦をやっていないので、実際のところなんとも言えないです。ここで分からないとは、最悪のレビューですね。最後までやっていないので、地獄のようなモンスターが残っている可能性だってあります。(正直、悪魔的アイテムや悪魔的モンスターはいて欲しいと思っています。)

そういった不確定要素は十分にあるため、最終的にどちらを遊ぶかの結論はまだ出せていません。

 

ビリオンロードはシステム新しいし新鮮。つまらないということはありません

しかも、スプラトゥーンのように、人数分ソフトが必要というわけではなく、ソフト1本あれば4人で遊べます。

…ぜひ1度はやってみてください。

私の結論としての向き不向きを以下にまとめます。

「桃鉄はスポーツ。転落こそ志向。試合に感情は一切必要ない。」という人:桃鉄
険悪・ギスギスが怖い。ワイワイ桃鉄的なものを楽しみたい!:ビリオンロード
桃鉄のシステムはもう分かったので、新たな風を体感したい:ビリオンロード

ちなみに、パッケージ版の早期購入特典には紙のマップが付いています。桃鉄よりマップが広く、拠点も大きく違うので、あると便利かも。

オンラインコード版はこちら。

ビリオンロード|オンラインコード版
Nintendo Switch
バンダイナムコエンターテインメント

コメント